経営者がトライアスロンを始める4つの理由、仕事、挑戦、人脈、利便性
- 2019.01.26
- 健康
経営者はトライアスロンによく挑戦すると聞きます。なぜかと気になっている人も多いと思います。
この記事は、私がこれまでトライアスロンに挑戦する中で感じたこと、経験に基づき、なぜトライアスロンに経営者がハマるのか、その理由について探っていきたいと思います。
これからトライアスロンを始めようと思っている方、経営者を目指そうとする方向けに参考になればと思います。
トライアスロンの完走は挑戦的、刺激的だから
一番の理由として思いつくのが、トライアスロンの完走が挑戦的かつ刺激的であるからという点です。
経営者は、常に高く、困難な目標を達成してきた人たちです。
普通の雇われ、サラリーマンの人とは少し次元の異なる目標を達成してきている人種です。
そして、そのような困難な目標を目指すプロセスを楽しみ、そして達成することに喜びを感じます。
このようなプロセスでアドレナリンが放出され、快楽を感じるような人たちです。
では、トライアスロンはどうかというと、トライアスロンも簡単には達成できない目標です。
達成困難な目標に挑戦することが楽しい、この点、トライアスロンと経営者には共通点があり、ハマる要素があります。
細かくみていきましょう。
トライアスロンの完走は容易ではない
一般的なトライアスロンを完走するためにも、水泳、ランニング、バイクの3種目ができる必要があります。
どれかが得意でも、全ての種目ができないと完走は難しいのです。
ランニングがとても早くても、水泳ができなければタイムは伸びませんし、完走すらできません。
距離も水泳1.5km、バイク40km、ランニング10kmと、決しては、簡単ではありません。
トライアスロンの目標設定には終わりがない
これは、スポーツ全般にも言えることですが、トライアスロンの場合は特に目標設定に終わりがありません。
上を見たら切りがないという点がトライアスロンをより魅力的にする要素と言えます。
例えば、距離という観点で考えれば、アイアンマンまであり、上を目指すことができます。
スプリントディスタンス(スイム 0.75km バイク 20km ラン 5km)
オリンピックディスタンス(スイム 1.5 バイク 40km ラン 10km)
ミドルディスタンス(スイム 2.5km バイク 80km ラン 20km)
ロングディスタンス(スイム 4km バイク 120km ラン 30km)
アイアンマンディスタンス(スイム 3.8km バイク 180km ラン 42.195km )
また、タイムという観点で言えば、エイジという5歳刻みのグループ分けでタイムを競うことができます。
どの年代かによって、タイムを競うことができ、同じ世代でタイムを競うこともできます。
トライアスロンの最大の競争相手は自分自身
トライアスロンにおける最大の競争相手は過去の自分
これはどのスポーツにも共通するポイントだと思いますが、トライアスロンはまさにこの点が強いです。
もちろんエイジグループで上位にランクインするということも目標設定できます。
しかし、トライアスロンは他者との競争という要素よりも自分自身との戦い、過去の自分を乗り越えるという点の方が強調されています。
トライアスロンは3種目競技であり、大会によってコンディションも大きく変わります。
その点、改善すべきポイントやタイムを縮められる要素も数多くあり、自分自身を高める努力の要素が数多く存在しています。
この点、トライアスロンは、自分自身を高めたいと考える経営者の人にとっては魅力的な競技と考えられます。
トライアスロンは、「経営」という仕事へのメリットが大きい
経営者はハードワークです。自分の意思決定一つで会社の業績を左右し、責任は全て自分にあります。
そのような過酷な環境下では、自分自身を最高の状態にしておかないとパフォーマンスは出せません。
トライアスロンには、経営者としてのパフォーマンスを上げる効果がいくつか期待されると考えています。
いくつか見ていきましょう。
ハードワークにも耐えられるスタミナをつけることができる
経営者は時として、ハードワークが必要です。最終的な責任は自分にあり、残業という概念もありません。
ハードワークに耐えうるスタミナをどうやってつけるか。
私はトライアスロンによって身につけられると考えています。
トライアスロン3種目の運動によって、心肺機能を中心にフィジカルに強化されます。
トライアスロンを完走するためには3時間~4時間をぶっ続けで有酸素運動を継続する必要があります。
完走するためには、フィジカルでのスタミナもさることながら、メンタルでのスタミナも必要です。
もし、これができるとすれば、仕事上での継続した集中作業も可能だと考えられませんか?
トライアスロンの日々の練習で、心肺機能が強化されると疲れにくい身体になると考えます。
これは私自身の経験からも言えることです。
トライアスロンを始めて、ストレス耐性をつける
これは一部スタミナの要素と被るのですが、トライアスロンの練習は特にストレス耐性を高める要素が高いと思います。
経営者の仕事にはストレスフルな仕事が多いです。特に人間関係が関わる要素は人によってはとてもストレスになります。
ストレスに打ち勝つためには、日々そのストレスに打ち勝つようなトレーニングと経験が不可欠です。
トライアスロンのトレーニングそのものは、身体へのストレスになるため、日常的なストレスを疑似体験し、乗り越える経験となり得ます。
特に、タイムを縮めたい場合などは、高負荷のトレーニングとして実施するインターバルトレーニングがあります。
インターバルトレーニングは特にストレス耐性を身につけるための良い効果があると考えています。
インターバルの効果については、以下記事参考になります。
インターバルトレーニングはまた、肺機能や心臓と血液の循環系にも良い効果を及ぼしているとのこと。若い人のグループでは血中に酸素を取り込む能力が28パーセント上昇し、年配者のグループでも17パーセントの上昇が見られたそうです。
引用元:https://gigazine.net/news/20170310-high-intensity-interval-training/
トライアスロンを始めると見た目が健康的になる。
経営者は会社のトップとして従業員を引っ張っていかなければいけません。
思っている以上にリーダーの見た目は重要であることが昨今の研究で明らかになってきています。
その結果、極めて高い折衝能力や、無から有を生み出すような創造性が求められる課題を除き、69%の比較テストでより健康的な顔がリーダーとして好まれること、顔の作りよりも顔色が重要であることが判明した。
より健康的である顔をしている経営者の方がリーダーシップを発揮しているという研究結果もあるくらいです。
この点、トライアスロンを目標にしている経営者は、日々の練習を通じて健康的になり、見た目も若々しさを保つことができます。
トライアスロンは手軽に始めやすい
次に利便性という観点からもトライアスロンは忙しい経営者にとっても始めやすいスポーツです。
マラソンに比べて、足への負荷が少ないというポイントも幅広い年代に受け入れられている要素です。
マラソンは関節の同じ部分への長時間の負荷があります。
トライアスロンは、3種目に分かれるため、水泳ならば関節に負担はありません、バイクとランニングでも関節の使い方は異なります。
こういった点でもトライアスロンはマラソンや他のスポーツに比べて身体に比較的優しいスポーツといえます。
そして、練習するに際しても手軽に始めることができます。
ランニングと水泳に関しては、水着、ランニングシューズ以外に特別用具は必要ありません。
バイクに関しても、大会出場が決まったタイミングでバイクを購入すればよく、ない場合はジムでのバイクの練習でも問題はありません。
唯一、面倒な点としては、実際に大会に参加する場合にトライアスロン用のバイクの購入やその他一式の用具を揃える必要です。
しかし、練習段階であれば、特別必要なものもなく、どこでも練習をすることができます。
経営者に人気のスポーツであるゴルフに比べれば、ゴルフ場に行く必要もなく、手頃に始めることができます。
刺激を受ける仲間に出会うことができる
最後にトライアスロンコミニティを広げることができるというメリットについてです。
トライアスロンを続けることができる、完走ができる人には、いくつか共通点があると考えています。
以下は、思いつくポイントです。
・高い目標を持っている、野心的
・自己規律がある
・経営者が多い
・自分に対してストイック
トライアスロンに挑戦している人は常に高みを目指しているというのが、私の考えです。
そういう人たちと知り合えること、刺激を受けることがトライアスロンに魅力を感じる理由としてあげられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
経営者として求められる要素と、トライアスロンにハマる理由について考察していきました。
経営者がトライアスロンにハマる理由として最後にポイントをまとめてみます。
・トライアスロンの完走は挑戦的、刺激的だから
・経営という仕事へのメリットが大きい
・忙しくても、手軽に始めることができる
・トライアスロン仲間から良い刺激がもらえる
最後にトライアスロンを始める人にオススメの本を載せておきます。
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