マインドフルネス瞑想の習慣でセルフコントロールを身に着ける方法

マインドフルネス瞑想の習慣でセルフコントロールを身に着ける方法

感情のコントロールを身に付けたい、セルフコントロール力を高めたい、マインドフルネス瞑想によって、より良い生活を送りたい方

マインドフルネス瞑想に興味があるが、どのようにやるのかよく分からない方

本記事では、そんな方向けにマインドフルネス瞑想を紹介しています。

・マインドフルネス瞑想がなぜ注目されているのか
・マインドフルネス瞑想の基本的な方法

について解説していきます。

マインドフルネス瞑想の習慣でセルフコントロールを身に着ける方法

情報過多な世の中で、たくさんの悩みやストレスを抱えている現代人。

仕事や家庭でのストレスとそれによって伴う日々の精神的な疲れから、自身の感情コントロールがうまくいかなくなり、怒りを制御できずに後々後悔してしまう、という経験は誰にでも起こり得ると考えらます。

そんな中で日々の自身の心を観察し、客観的に自分の思考を捉えられるようにするための訓練をマインドフルネス瞑想と呼びます。

マインドレスネスな状態とは

脳科学者によると、人は1日の思考回数が6~7万回と言われており、実にその7,8割はネガティブな感情とともに思い込みの思考を繰り返している人がほとんど、だといいます。

これらはマインドレスネスと呼ばれています。

意識的に自分の思考に寄り添う、”マインドフルネス”に対して”心の自動運転”のように思いのまま、自分の中に既にある善悪の判断基準によって目の前の出来事に対してジャッジし、その感情をそのまま自身で他者に表現、使用しています。

人間関係やビジネスにおいて、セルフコントロールができずに、ただただ自分の思いのままに感情を表現する人は、良好で建設的な関係を築くことが難しくなり、精神的に未熟で幼稚な印象を与えてしまう事が多いでしょう。

1日に少しの時間でも自分の感情や思考に寄り添い、気づきを与えて客観的に観察することは自身の思い込みや思考の癖を取り除くための第一歩となります。

瞑想、マインドフルネス瞑想とは

「瞑想」と聞くと宗教のようなどこか怪しい精神世界を想像して敬遠してしまう人もいるかもしれません。

しかし、そもそも「瞑想」とは、
「自分の為になる何かをするため、意図的に時間を設けること」であり、それが祈りであっても、音楽を聴いて気持ちを落ち着かせる行為であっても瞑想である、とされています。

そしてマインドフルネス瞑想とは、
「今、この瞬間におきていること」に意識を集中し、その起きている事柄に対して一切の善悪の判断をせずにあるがままに自身で受け止めていく思考を構築していくための訓練です。

マインドフルネス瞑想の方法とは

一般的に瞑想と聞いてイメージされるのは、胡坐を書いて両手を膝の上にのせて、、といったような形を想像する人も多くいるかもしれません。

マインドフルネス瞑想の場合、「こういう形でないといけない」というものは特に無く、椅子に座って両足が地面についた状態でも構わない、とされています。

また、瞑想時間も短いものであれば、数秒単位~長くは数時間、といったように個々の自由です。

① まずはリラックスした姿勢で目を閉じます。または、ぼんやりと一点を見つめるように少し目を開けていても良いです。

② 無理のない程度に息をゆっくりと吸い込みます。このときに自分の身体のどこが息を吸ったことによってどのように動いているか、を観察してみます。

③ おなかの中に溜まった空気をため息と共にゆっくりと吐き出していきます。このときも身体のどこがどのように動いているか、をしっかりと観察します。

④ 息を吸ったり吐いたりを繰り返している間、周りで聞こえている色々な音について自分で嫌な音、良い音、と判断せず、ただそこで聞こえる音として受け入れていくようにします。

瞑想中に椅子に座っているならば自分のお尻と椅子の接地面や地面についた両足の感覚などに意識を向け、その瞬間の自身のありのままを感じながらゆっくりと①~④を繰り返します。

仮に瞑想中に他に意識が行ってしまっても問題ありません。

あるがままを受け止め呼吸を繰り返すのがマインドフルネス

マインドフルネス瞑想の一番大切な点は、自意識のズレや思考が定まらない、という点に”気づく”ことです。

違う事を考えてしまっていたり意識がズレたりしていたら、その瞬間に起きている事や身体の動きに意識を向けられるよう、その都度修正すれば良いのです。

このように目の前のあるがままを受け止め呼吸を繰り返すのがマインドフルネス瞑想方法です。

まずは日々の習慣にできるよう継続していくことも大切で、これによって少しずつ自分の思考の癖や色眼鏡で物事を見ていないか、などに気づくことが可能になってきます。

繰り返しになりますが、これらはすぐにできるものではなく徐々にその質を高めていくものであるため、毎日の歯磨きのように習慣化されて初めてその効果を実感する事が出来きます。

まとめ

マインドフルネス瞑想は大手企業やスポーツ選手でも日々の生活で取り入れている人はすでに沢山おり、その効果は多方面で実証されています。

客観的に自分の感情を捉えられるようになると、そこから今までにない違ったものの見方や考え方が出来るようになります。

そして人は思考が変わればその行動が変わっていきます。

怒りを感じても自分の感情に気づき律することが出来るようになれば、自身の心の中に沸く負の感情を認識できるようになります。

そのような負の感情に対して自分はどのように対処することが一番賢明だろうか。と自問できる瞬間が持てるようになります。

この自問が出来る瞬間とそこから生まれる判断が心の余裕に繋がると考えられます。

また瞑想後は頭の中がスッキリ、脳内がリフレッシュされることも大きな利点の一つです。

まずは挑戦してみて、より高みを目指してみたいと思う方はオンラインセミナーに参加してみるのも一つの方法かもしれません。

>>> 現代の哲人Dr.ディマティーニによる『マンインドフルネスの本質』

瞑想についてより詳しく学習してみたい人はこちらがオススメ。


 ぜひ一度習慣化して効果を実感してもらうことをオススメします。