投資をしている20代の割合は10%〜15%?20代からの投資の勧め
- 2019.09.01
- 株式投資
投資をしている20代の割合
公式な調査はありませんが、ネット上で調べた結果、10%~15%ぐらいだと思われます。
これは、だいたい10人いたら、1-2人程度であり、私の肌感覚では実際より少し多いかなという印象。
印象としては、20人に1人ぐらいの割合だと思っています。つまり5%程度。
なぜ20代は投資をしないのか
私自身もそうだったのですが、投資そのものを知る機会がないからです。
どうやって株式投資を始めれば良いのか分からないし、そもそも親世代からは「株は儲からないもの」、「ギャンブルである」、「投資によって大きな損失を被った人が多くいる」、などのネガティブな話ばかりを聞いて育ってきました。
これはあながち間違いではありません。
1990年のバブル崩壊以降確かに株式市場は低迷を続けていました。
ただ、この流れはアベノミクスによって大きく変わり、この期間に多くの人が資産を形成しています。
このような事実を20代の人が知る機会があまりにも少なかったということでしょう。
学校でも教えてはくれませんし、親世代も過去のネガティブな印象を引きずっているから教えることもできません。
20代だからこそ、投資にチャンスがある
私は20代の若いうちにこそ投資をするべき、チャンスがあると考えています。
理由としては、独り身であること、リスクが相対的に少ないこと、時間を味方につけることができること、ビジネスパーソンとしても知識を得ることができること。
以下は、それぞれの理由についていくつか書いています。
20代はリスクが相対的に少ないから
独り身であることが多く、借金もそこまで多くはありません。しかし30代、40代になった時を想像してみてください。
家族がいて、子供もいて、マイホームを買ってローンもあるような場合には、身動きも取りにくくなり、株式投資などというリスクを取りづらい状況になってしまいます。
給与は将来のための貯金に回され、生活費に消え、リスクを取れるだけの額が残っていない可能性があります。
また、自分一人では投資の意思決定はできないので、パートナーの理解も必要となってきます。ここはパートナー次第ということになります。
一方で、20代の身軽な時期であれば、リスクをとっても大した問題にはなりません。もちろん、レバレッジを効かせたようなハイリスクによる投資は論外ですが、自分の貯金や給与の範囲内での投資のリスクであれば問題はありません。
たとえ、損失を被ったとしても、その損失は学習機会であり、また働いて給料を稼げば取り戻すこともできるでしょう。
投資をすることによって、世の中の仕組み(資本主義の成り立ち)を深く理解することができます。
企業と株主の関係、世の中は資本主義で成り立っています。このことに早い段階で気づいておくことは非常に重要です。
これを知っておくと、働き方についての考え方も変わってくるでしょう。
時間を味方につけることができる
また、時間を味方につけるということも忘れてはいけません。
企業の成長には一定の時間がかかります、時間が経てば業績も上がり、それが株価に反映されます。
また配当も毎年入ってくるので、その配当分を再投資に回せば、複利で資産が積み上がっていきます。
20代から投資を始めて、やり続けることができれば20年~30年と続けることができます。
世界経済は基本的には緩やかに成長しているため、その流れにのることができれば、短期的には損失もあるかもしれませんが、全体としては資産の形成ができるでしょう。
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