9月第2週(9/7〜11)、各種株式関連、指標チェック
- 2020.09.14
- 株式投資
簡易的に指標チェックをすることで、現在の株価の水準について考察を進めていきたいと思います。
今週は、ダウのIT株を中心に利確の動きがあり、一時的に株価は下がったものの日本株は堅調に推移していたと思います。持ち株の小型株もそこまで影響は受けておらず、日本株全体で底堅さを見せています。
25日騰落レシオ
9/2から100を超えてから、9月の第2週は110を超える高い水準を推移しています。9/11時点では、119となっています。119は8月にない水準であり、かなり高い水準と言えるでしょう。
信用評価損益率
信用評価損益の発表時期はズレていますが、9/4時点で-13.79となっています。8/28の-15.85比べて改善の兆しがみて取れます。
移動平均乖離率
移動平均乖離率は、1.34とほぼ変動はなし。
新安値
新安値は、9月第二週を通じて、9とかなり低い水準です。このところ安値を更新する企業はほぼなく、全体的に高止まりしているということがいえそうです。
新高値
新高値は、9/11の時点で、92を記録していて、かなり高い水準です。このところ毎日のように二桁で新高値銘柄が推移しており、全体的に個別銘柄でも株高の恩恵を受けている銘柄が多い印象を受けます。
空売り比率
9/11時点で、43.4と若干高い水準となりました。これだけ株高を表すシグナルが出ていれば、空売りを仕掛ける機関も出てくるでしょう。9/9には、46を記録して、過去2ヶ月の水準では最高です。
徐々に株価の下落があると見込んでの空売りも増えてくるのではないでしょうか。
海外投資家動向
9/4時点発表の数値によると、海外が+100億円、投資信託が10週間ぶりに買いに転じています。証券自己は9週間ぶりに売りに転じています。
投資主体としては、個人(信用)の取引が安定して買いを継続しており、状態の不安定化に拍車をかけているのではなと思います。ここら辺を仕掛けにくる機関投資家もありそうだなと思います。
日経PER
22.24と高い水準。
日経PBR
1.1と平均的に推移。
※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
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