9月第1週、各種株式関連、指標チェック
- 2020.09.07
- 株式投資
先週1週間は、全体を通して調整があった一週間だったと思われます。特に日本に関しては安倍政権の辞任発表から次期内閣総理大臣が決まるまで不安感からボラティリティが若干高い相場となっていました。しかし、次期総裁は菅氏ほぼ確実視されているため、株価は安定的にサイトを持ち直した形となっています。
一部銘柄が人気化し、バブルに近いような形まで高水準で推移しており、その他の銘柄に関してもそれに付随して上昇していることが見て取れました。米国ナスダックの下落に伴い加熱への警戒感から利確の動きも見て取れるになっています。
現に、海外投資家は買いから売りに転じていますが、証券会社は積極的に買いを進めているという構図となっています。
以下、簡易的に指標チェックをすることで、現在の株価の水準について考察を進めていきたいと思います。
25日騰落レシオ
25日騰落レシオは9月4日時点で107.7と上昇を見せています。9月1日から4日続けて上昇している傾向がみえるので、値上がりの銘柄が増えていることが理解できます。
信用評価損益率
信用評価損益率8月28日時点の数字になるがマイナス15.85%と若干悪化していることが見て取れます。
売り残買い残の変化率でみると若干買い残増えている傾向にあることがわかります。買い残金額は2.2兆円、一方で売り残金額は9000億円と推移。
移動平均乖離率
移動平均乖離率は1.28とほぼ横ばいで推移していることが見て取れます。ここ最近の値動きの傾向は上にも放たれず、下にも放たれず、横ばいで推移しています。
新安値
新安値銘柄数は9と少し増えました。
新高値
新高値銘柄数は24と先週に比べて若干数が減少していることが見て取れます。高値付近に推移していることが見て取れます。天井付近に来たというサインかもしれません。
空売り比率
空売り比率は41.8となっています。9月2日、3日は37台で推移していたが、9月4日に入って41と上昇傾向を見せているので、下に触れる可能性が高いと予測している投資家が若干増えてきている可能性が高いです。
過去の推移を見ても、9月1日に42.3を記録、過去の推移を見ても8月17日と8月6日に41.7,41.6を記録しているがそれ以降は37台や40台前半を推移していたので、少し上昇傾向が見て取れます。
海外投資家動向
8月28日時点の数字になるが、海外投資家はマイナス1597億円の売り越しとなっています。全体的に買いは入っておらず、一部個人の信用取引と証券自己の売買が増えています。
日経PER
日経PERは21.97と過去3年間を見ても、もかなり高い水準で推移しています。
日経PBR
一方日経 PBR に関しては1.1倍で、そこまで高くはありません。
※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
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