10月第4週(10/19〜23)、各種株式関連、指標チェック
- 2020.10.26
- 株式投資
先週はマザーズを中心に値崩れが発生しており、信用取引が積み上がっていた状態から、売りが売りを呼ぶ状態に推移していると考えられます。今週も、簡易的に指標チェックをすることで、現在の株価の水準について考察を進めていきたいと思います。
25日騰落レシオ
25日騰落レシオは91.70と、100を切る水準まできております。先週1週間は、全体的に100を切る水準で推移しており、調整局面を迎えたことが理解できます。
信用評価損益率
-12.42(10/16時点)。こちらの数字は、遅れて発表されるため、1週間以上前の水準となります。まだ、信用評価損益率は、悪い方ではなく、この時はまだ多くの個人投資家も順調だったと考えれます。
移動平均乖離率
0.36と大きな変動はありません。日経平均は、マザーズと比べて堅調に推移していることが見て取れます。日銀など大口の買い支えがあることが起因していることでしょう。
新安値
1週間の合計で、47銘柄となっています。9月はほとんどが新安値が無かった時と比べて、徐々に新安値の銘柄も増えてきている印象です。
新高値
引き続き、二桁台で推移しているのですが、3桁はない状態が続いております。週の後半にかけて、50台を1日下回る水準となってきており、個別の銘柄でも勢いが収まってきているのではないかと思われます。
空売り比率
38.7 (10/23)となっています。調整局面に差しかかっているような印象の割には、空売り比率が少ないことが意外です。こと、中小型株などのマザーズ中心に調整局面になってきており、大型株などは意外と堅調なのかもしれません。
海外投資家動向
10/16の週に関しては、海外投資家も約700億円の買い越し、個人の信用買いが約1,400億円と大きく買い越ししていることが気になりました。
恐怖指数(VIX)
日経VIが22.86と20台前半を推移しています。徐々に上がってきている印象です。
VIXは27.55と大きな変化はなし。
日経PER
22.66と大きな変化はなし。
日経PBR
1.11と大きな変化はなし。
※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
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