10月第2週(10/5〜9)、各種株式関連、指標チェック

10月第2週(10/5〜9)、各種株式関連、指標チェック

今週も、簡易的に指標チェックをすることで、現在の株価の水準について考察を進めていきたいと思います。

先週はマザーズが全体に良い好調で株価の水準は高い水準を推移していました。全体的に高い水準にあるので警戒感を強めています。

個人的には割安株を探しているのですが、ほとんどの銘柄が PER が20倍以上 PBR が2倍以上の水準が高くなっているので新規で購入したい銘柄が多くない状況であります。

25日騰落レシオ

騰落レシオは10月第2週は、110代後半を推移しており、全体的に高い水準であることには変わりありません。9月に入ってからほとんどが100以上で推移しているため、値上がり銘柄数がかなり多いことを示唆しております。

信用評価損益率 

信用評価損益率に関しては10月2日時点のものになりますが、信用倍率が3.12、信用評価率が-12.8と推移しています。信用評価率を見ると損失を出している人が少ないことが理解できます。全体的に株価が高騰しているので信用による売買での損失も限定的となっていることでしょう。

売り残金額は約8000億円、に対して買い残金額は約2.5兆円かなり高い水準であることが分かります。

信用取引がかなり増えているのでどこかのタイミングで崩れ始めると一気に下落が進むと考えられます。

過去を振り返っても買い残金額が2.5兆円近くになったのは2020年の1月24日であります。この時の日経平均は 23800円台であり、2月から3月にかけてかなり早いタイミングで下落したのが記憶に新しいです。従って今の水準は警戒を強める必要があると考えられるのではないでしょうか。

移動平均乖離率

移動平均乖離率は1.21と大きな変化はありません

新安値

新安値銘柄は合計で29で大きな変化はありません。

新高値

新高値銘柄は合計で318となっています。。9月の終わりにかけては新高値銘柄数は1日あたり100台で推移していましたが10月に入ってからは1日あたり、二桁が台で推移しております。よって新高値の水準も高止まりしている可能性があります。

空売り比率

空売り比率は41.6と少し高めに推移しています。10月8日から10月9日にかけて38.2から41.6とかなり増えているので、今後の動きに注目です。気になるポイントとしては日経平均が高い水準で推移しているにも関わらず、空売り比率が40台前半で、後半にならないことです 

海外投資家動向

海外投資家動向をに関しては10月2日時点の数値で売り越し約570億円それに対して個人は393億円の買い越し、特に個人の信用買いは8月21日の週から7週連続で買い越し推移しており個人の信用がかなり高い水準で積み上がっていることが理解できます 

日経PER

日経平均 PER は22.97

日経PBR

日経 PBR 1.12と大きな変化はありませんでした。

※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。