ブログをリライト、タイトル変更で検索順位とページビューを上げる方法
- 2020.07.06
- ブログ
タイトル変更は、なぜ必要なのか。
ブログを始めて記事を書いているけどPVが伸びない、検索順位が上がらない。原因の一つに、ブログ記事のタイトルがあります。
実際に、ブログタイトルを変更するとどれだけ効果があるのか、また具体的な手法についても紹介していきます。
過去のブログ記事のリライト、タイトル変更は、少ない労力で最も効果がある施策の一つだと言えるでしょう。
以下、ブログのPVが伸びない理由について、キーワードと絡めた要因について紹介していきます。
タイトルのキーワードを意識できていない
ブログ記事をたくさん書いていたとしても、ユーザーが検索しているキーワードを意識したコンテンツ作りができていないと意味がありません。
この点、多くの人は気づいているポイントなのですが、実際に実行ができている人はほんの一握りでしょう。
思いつくままに、アイデアを記事に書くことは大変良いかと思います。私自身ブログを始めた時はそうでしたが、キーワードを意識しておらず、全く伸びませんでした。
良い記事を書いてもPVは伸びません
Google/Yahooなどの検索順位で上位にならない限り、いくら良い内容の記事を書いたとしてもPVはいつまで経っても伸びません。
まずは、戦略的にどのように順位が上げられるのかというポイントを学び、Google/Yahooなどの検索サイトの仕組みにのる必要は最低限あります。
そのポイントの一つとして、キーワードを意識したコンテンツ作りがあります。
キーワードはすなわち、多くの検索サイト利用者が検索しているキーワードを指します。
そのキーワードを意識したコンテンツ作り、すなわち検索サイト利用者のニーズを意識したコンテンツ作りとなります。
ここがまず大前提として重要なポイントですが、多くの人は重要度を見落としているか、軽視しているか、具体的なアクションに移せていない、可能性があります。
ブログタイトルに想定したキーワードが入っていない
次に考えられる理由としては、想定しているキーワードは決まっているものの、記事タイトルに含められていないというもの。
これはとても勿体ないことです。既にコンテンツの中身は、キーワードに沿ったものになっていると考えられるので、タイトルにキーワードを含めるだけで、劇的に変化する可能性があります。
このケースは、一番簡単で、労力のかからない改善が可能です。
せっかく想定しているキーワードがあるのなら、しっかりタイトルにキーワードを入れましょう。
この変更だけでも、検索順位が上昇したり、ユーザーにクリックされやすい記事となります。結果的にPV数の増加が見込めるでしょう。
想定しているキーワード選定が誤っている
キーワードは想定しているし、記事のタイトル、中身にもキーワードが入っているという場合です。
しかし、キーワードの選定自体に問題がある場合には、検索順位も上がりません。
具体的にこの場合、どのような問題があるかというと、
・キーワード選定とコンテンツの中身がマッチしていない
・キーワードに関わるコンテンツ提供者が多く、競争が激しい
・キーワードの検索量が少なすぎる
このようなケースは、一度想定しているキーワードの再度、精査が必要となります。
それぞれのケースをみていきましょう。
キーワード選定とコンテンツの中身がマッチしていない
コンテンツの中身にマッチするようなキーワードを改めて探しましょう。
コンテンツを書き直すこと自体は、非常に労力がかかることなので、コンテンツに合うようなキーワードがあるかを探す方が効率的です。
例えば、コンテンツの中に頻繁に出てくるキーワードはないか、そのキーワードの類義語はあるか、などを考えてみましょう。
調べてみると実はユーザーは似たようなキーワードを使って同じようなコンテンツを探しているかもしれません。
キーワードに関わるコンテンツ提供者が多く、競争が激しい
これも良くあることなのですが、想定しているキーワードの競争が激しすぎて上位に表示されないという場合などです。
特にアフィリエイト記事や企業が参入しているようなジャンルは、競争が激しいので、初心者ブロガーの勝ち目はほぼないでしょう。
まずは、キーワードの中でもニッチな領域や、ロングテール(複数のキーワードを組み合わせた)なキーワードをピックアップするようにしてみましょう。
キーワードの競争が激しいかどうかを試す方法としては、想定しているキーワードを用いて実際にGoogleで検索してみるという方法です。
そこで、上位表示されるサイトがどれだけ作り込んでいるかを調べてみましょう。
無理に、競争が激しい領域に飛び込んでいく必要はありません。
キーワードの検索量が少なすぎる
想定しているキーワードでの上位表示はできているのだけれど、アクセス数が少ないという場合です。
これは、求めているユーザー数自体が多くないために起こることです。もちろん、上位表示ができていること自体には価値があるのですが、PV数の増加には繋がりません。
初心者のうちは、このような状態に陥ることが多いのですが、結論からいうと問題ありません。
最初のうちは、このように少ないキーワードでも上位表示されることが重要です。
徐々にそのような記事が増えていけば、サイトとしての評価も上がっていき、結果的に新たなキーワードで記事を書いた時の上位表示の確率が上がります。
最初から、ビックキーワードを狙おうとして、アクセス数が全く増えないよりは、検索量は少ないのだけれども、少しずつアクセス数が増えていくようなブログの方が有望でしょう。
キーワード選定に関わる問題、まとめ
ポイントとして、以下にまとめておきます。
・キーワード選定とコンテンツの中身がマッチしていない
→コンテンツの中身を吟味してキーワードを再検討する。
・キーワードに関わるコンテンツ提供者が多く、競争が激しい
→キーワードを実際に検索して、競争の度合いを検証し、競争の少ないキーワードに変更する
・キーワードの検索量が少なすぎる
→ 初心者のうちは特に問題はない。徐々にキーワードの検索量をツールを使い確認し、検索量の多いキーワードへ変更する
想定したキーワードがブログの見出しに含まれていない
このポイントは、キーワードとは違うのですが、見出し (h2,h3,h4)などに想定したキーワードが入っているかという点です。
見出しにキーワードを含めることも重要な要素となりますので、再度確認する必要があるでしょう。
タイトルにはキーワードを含めたが、見出しは適当に考えているでは、もったいないので、不自然な形にならない範囲で、キーワードを意識した見出しの作成を心がけましょう。
では次に、私がこのブログで実際に行ったリライトの例について紹介します。
ブログのタイトルをリライト実施した具体的な例
当ブログでもタイトルのリライトを実践したBefore/Afterを紹介します。
Before
起業家として成功する人の特徴、タイプ分類まとめ
After
(想定キーワード:起業家に向いている人)
Before
【保存版】モチベーションを維持、向上させながら目標を達成する方法
After
目標達成のコツ、習慣の力を活用、モベーションを維持し目標達成を目指す。
(想定キーワード:目標達成 コツ 習慣)
Before
筋トレから考える人生における成長の秘訣とは何か。
After
自己成長するためには何が必要か。筋トレから自己成長のヒントを得る
(想定キーワード:自己成長するためには)
以上がタイトルに関して想定キーワードを考えてリライトした具体的な例です。
特に競争が多いキーワード狙いすぎていたので、よりニッチに競争が少ないキーワードを狙いにいくようにキーワードを変更しました。
ブログタイトルのリライトの方法
ブログの記事タイトルをリライトするための具体的なステップを紹介します。私がこれまで公開した50記事をリライトした際に実践した経験に基づいています。
ポイントは以下の通りです。
・過去の公開記事タイトル一覧をエクセル表に抽出する
・エクセル表を加工して、編集しやすいようにする
・ブログタイトル用の想定キーワードを検索する
過去の公開記事タイトル一覧をエクセル表に抽出する方法
まず、Google Analyticsを起動して、「行動」をクリック
「行動」の中の、サイトコンテンツ、「全てのページ」をクリック
すると、リンク形式で、ページ一覧が出てきます。下記画像にある、右上の「ページタイトル」をクリック
下記の通り、ページタイトル一覧形式に変わるので、確認。
最後に、右上のエクスポートをクリックして、形式を選択して保存。私のオススメは、Google Spread形式。
エクセル表を加工して、編集しやすいようにする
次にダウンロードしたページタイトル一覧のエクセル表を元に、タイトルを編集していきます。オススメの方法は、Google Spread Sheet上での編集です。
ページタイトルの列の横に新たな列を挿入します。こちらを新たなタイトル候補とします。その横の列にさらに、キーワード候補を入れる列を挿入します。
イメージは下記のような感じです。
この時、オススメの方法として、ページタイトルとタイトル変更後の二つの列の幅を410に変更します。なぜかというと、この幅がちょうどだいたい31〜2文字程度になるからです。
こうすることでいちいち文字数をカウントせずとも、はみ出すかはみ出さない程度のタイトルで変更すれば、だいたいの文字数が分かります。
見出しに想定キーワードを活用するリライト方法
最後に、タイトルの修正以外に、見出しの修正も簡単にまとめます。
以下、ポイントとなります。
・見出しにキーワード上手く活用できているか検証する
・キーワードを無理やりに散りばめすぎることは逆効果
・見出しと文章の中身が合致しているかを確認
それぞれの記事の中には、少なくとも3〜5程度の見出しがあると思います。
それらに想定キーワードがうまく入っているかを確認しましょう。
ただし、無理やり見出しにキーワードを散りばめる必要はありません、あくまで読者が読みやすいかどうかで判断しましょう。
あまりに不自然にキーワードを入れすぎると、逆効果となる可能性があり、見出しに関してはあくまで、入れた方が分かりやすい、入れても不自然ではないという程度に考えるのが良いと思われます。
そして、最後に見出しと文章の中身が合致しているかの確認です。
読者にとっても、見出しと文章がチグハグな記事は分かりやすいです。一度、文章を読んで、見出しが合っているかを確認しましょう。
すると、文章から新たな見出しができて、見栄えもキーワードもより良くなることがあります。
これまでの記事をリライトした方が効率的
これまでの内容は参考になりましたでしょうか?
新たな記事を量産するより、少し立ち止まって、これまでの記事をリライトする。
これだけでグッと読まれる記事になる可能性が高まります。特に既に良いコンテンツを作れている人は、お勧めします。
最後にポイントをまとめておきます。
・ブログの記事の多くはタイトルにキーワードを意識していない
・ブログの見出しにもキーワードを入れる工夫をする
・正しいキーワードを見つけることが重要
・タイトルのリライトはエクセル表で一覧化、エクセルの列の長さを調整してタイトル文字数を見える化する
・見出しにキーワードを、見出しと文章内容を一致させる
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