イオレ(2334)、事業内容、ビジネスモデル、強みと成長可能性

イオレ(2334)、事業内容、ビジネスモデル、強みと成長可能性

本ブログ記事では、イオレ(2334)のビジネスモデルや業績など数値データを分析、事業内容に基づく強みと今後の成長可能性について考察しています。インターネットサービス、HRテックをテーマとした銘柄です。

イオレ(2334)、株価関連情報

(調査日時:2023/6/1)

時価総額:42億円

PER(予):49.18倍

PBR:6.16倍

時価総額が50億以下と小型株です。PER、PBRともに現水準では割高です。

売上高推移

2019:19億5588万
2020:18億4409万
2021:14億3903万
2022:20億8642万
2023:35億6400万

直近の売上高の伸びが凄まじいです。

営業利益推移

2019:7843万
2020:2668万
2021:-2億9520万
2022:-4032万
2023:5500万

営業利益の水準は低水準です。成長に向けて投資フェーズという感じでしょうか。

当期利益推移

2019:5889万
2020:93万
2021:-6億3097万
2022:-1億4725万
2023:3600万

当期利益に関しても同様、2021年に大きく赤字となっています。

ROE推移

2019:5.16%
2020:0.08%
2021:-
2022:-
2023:5.24%

有利子負債推移

2016:2億5277万
2017:1億7576万
2018:1億431万
2019:2000万
2020:0

有利子負債はありません。

現金等推移

2019:6億6104万
2020:7億249万
2021:4億2101万
2022:3億9219万
2023:4億5757万

現金が結構少ない水準なのですが、有利子負債がないだけマシという感じでしょう。

フリーキャッシュフロー推移

2019:3億6340万
2020:5465万
2021:-2億8945万
2022:-7102万
2023:-1億4800万

直近3年間はマイナス続きという水準。

事業内容

下記は当社の事業内容となります。祖業であるらくらく連絡網をベースにして、データを活用したビジネスを展開しています。求人系のサービスでは、求人広告のプラットフォームを展開しています。

・PC・スマートフォン向け各種サービスの運営
(「らくらく連絡網」「らくらく連絡網.app」「らくらくアルバイト」)
・インターネット広告事業
・アドテクノロジー商品「pinpoint」の開発・提供
・セールスプロモーション事業
・運用型求人広告プラットフォーム「HRアドプラットフォーム」の開発・提供
・Web3事業(NFT販売代理、ギルド運営)
・ペット総合情報サービスの提供(ペット旅行メディア「休日いぬ部」、ペット総合メディア「Perrole」の運営)
・旅行事業(旅行業免許取得準備中)

ビジネスモデル、今後の考察

・下記ざっと沿革で気になるポイントをまとめています。
・2001年創業の会社、2005年に主力サービスとなる「らくらく連絡網」の運用を開始しています。
・らくらく連絡網は、グループや団体のコミニティ内で連絡を取るサービスで、過去に一度は使ったことある人もいるかと思いますが、結構有名なサービスです。
・2010年には、アルバイト求人情報サービスの「大学生バイト.com」の運営を開始。
・2014年には、プライベートDMP(データマネジメントプラットフォーム)事業として「pinpoint DMP」の運用開始
・2017年に上場を果たし、2019年に採用支援システム「ジョブオレ」を開始
・2020年に運用型求人広告プラットフォーム「HR Ads Platfom」の運用を開始しています。
・基本戦略としては、独自のデータを活用した強みを活かし、特にHR領域での求人広告の運用やHR領域でのソリューション提供ということでしょう。
・HR事業に関しては、全体売上の70%を占める割合に成長しており、成長率も高いです。
・人手不足の課題感が強まっている中、採用を効率的に進めたいと考える企業のニーズを捉えていると考えられます。

テンバガー可能性

「C」

※「S」、「A」、「B」、「C」、「D」の5段階で勝手に評価した場合です。

※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項は個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。

最後に個別株投資の基礎を学ぶことは、将来の資産形成や財務の知識を高めるために非常に重要です。以下では、お金をかけずに効率的に学ぶことができる3つの簡単な方法をご紹介いたします。

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方法②:SBI証券アプリのスクリーニング機能を活用する

SBI証券アプリのスクリーニング機能を活用して銘柄を見る習慣をつけることも効果的です。


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関連記事:SBI証券のスクリーニング指標一覧、機能の使い方

関連記事:小型株・成長株、銘柄一覧まとめ【日本の有望銘柄80社をブログで紹介】

方法③:著名な投資家の本を読む

以下の関連記事で、個人的に読むべき10冊をまとめています。

関連記事:株式投資の本質を勉強するためのおすすめ書籍10冊

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