株式投資成績ブログで振り返り 2023年8月10日時点

株式投資成績ブログで振り返り 2023年8月10日時点

投資ポートフォリオ

【サマリー】
・下落がしつこく続いています。中小型株投資をしている人は結構同じ状況なのではないでしょうか。
・一時的に好業績だった銘柄も売り込まれていて、実態としても不景気が近づいている予感がしているので、警戒感が少しずつ織り込まれて株価に反映されているのではという印象です。

【現ポートフォリオ】
・アイエスビー(9702)
・eBASE(3835)
・平山ホールディングス(7781)
・SBIインシュアランス(7326)

投資成績

【前月比】:-2.8%
【年初比】:23.3%

今日の気になるニュース

世界企業、半年ぶり減益 中国不振が素材・化学に波及 4~6月 米テック・金融下支え

株価の下落は、このニュースにあるように世界的な景気原則懸念というところでしょう。その実態が数字にも表れ始めています。特に中国の不振が思った以上にひどそうでして、不動産のバブル崩壊、人口減少、災害増加など問題は山積みな印象があります。

中国、団体旅行80カ国解禁 3年半ぶり 日米など追加

コロナ後のインバウンド関連が活況ですが、さらに中国からの旅行客も増える予想です。さて今後考えられる動きとしては、さらなる旅行関連の物価高騰、それにより新たなレジャーや産業に派生するのではと考えています。

人材不足も大きな課題となってきますので、省人力化の推進や外国人労働者の供給、高齢者人材の活用、ITシステム化の推進などは注目テーマです。

「国の借金」最大の1276兆円に膨張 財務省、6月末時点

国の借金がやばいということはすでに周知されているかとは思いますが、改めてこの膨大な借金をどうしていくのかは直視しないといけない課題です。

現実的な路線としては、増税で賄うことも考えられるのですが、途方もない金額となるので、インフレによって実質の額が目減りするという方向性があり得るかなと考えています。円の価値は下がる一方なので、円安という形でそれはすでに表れていますよね。

インフレ耐性のある資産への振替は防衛策として考えておきたいですが、株式投資も手法の一つではあるかと考えられます。ただし、価格転嫁ができる産業に限るので、業種選びは重要です。

消費株、節約志向で二極化 値ごろな外食・小売りが上昇 高級ブランド・百貨店は下落

サイゼリヤやユニクロ、無印良品など、ここにきて節約思考だけど良質な商品を提供している企業が成長しています。

背景としては記事にあるように節約志向ということでしょう。今の消費者の考え方としては、将来不安、貯蓄しなければいけない。いろんなYoutubeやInstagramでの情報収集、影響を受けて有名なサービスに消費が集中する。

一方で、ブランド品などはそもそもニーズが減ってきている、若手消費者の購買意欲の低下などがある。

野菜直売所、AIが値付け NTTデータ系、1兆円市場改善 農家スマホに適正量・価格

AIが得意な領域として過去のデータから分析して値決めをするという領域。こういう分野でのAI活用は、どんどん進んでいくのではと思われます。

一方で事業者側からすると、本当に収益が上がるのかということ。経済効果だけでは収益が上がりにくい場合には、何らかの国のサポートが必要となります。

農業の競争力や自給力向上という社会課題を考えるのならば、このような領域こそ官民連携が必要なのでしょう。

技能実習 1.2万人が所在不明 政府、失踪防止へ転職容認検討

外国人労働者の根本的課題としては、就労環境や労働条件が劣悪だということ。所在不明となった人たちがなぜそうなるのか、その根本原因を解決しないと転職容認したとしても場当たり的な対策になってしまっていないか心配です。

指数

日経平均:32,473.65
騰落レシオ(25日):103.37
日経(ドル):225.35
ドル円:144.10
空売り比率:37.7
→ 空売りが一服しています。円安基調変わらず、ドルベースでの日経平均は下落。

監視銘柄・投資テーマ

決算で気になっていた銘柄のニュースです。

・プロシップ、4-6月期(1Q)経常は86%減益で着地
・スノーピーク、今期経常を一転62%減益に下方修正
・UT、4-6月期(1Q)経常は15%減益で着地
・シルバエッグ、上期経常は76%増益・通期計画を超過
・ピクスタ、上期経常が72%増益で着地・4-6月期も90%増益
・ラクス、上期経常を38%上方修正
・ブレインP、今期経常は52%増益へ
・セック、4-6月期(1Q)経常は56%増益で着地
・マツキヨココ、4-6月期(1Q)経常は37%増益で着地、今期配当を実質増額修正
・ヨシックス、今期経常を16%上方修正
・サイボウズ、上期経常が3.5倍増益で着地・4-6月期も5倍増益
・メルカリ、前期経常は黒字浮上で着地・4-6月期(4Q)経常は6.7倍増益、今期業績は非開示

→ IT系が多くなっていますが、IT系であってもシステム会社は何らかの技術的な強みや特徴のある企業の業績がよく、そうでない単純な受託系は苦戦を強いられている印象です。

その他は、一般大衆向けの節約志向系のサービスが好調。割安で良質が今後も物色テーマとなりそう。

下記気になる銘柄のテーマを抽出すると、
・割安、キャッシュリッチ銘柄(PBR1倍割れ)
・情報通信(セキュリティ、グループウェアサービス、SaaS、SI、DX)
・化学品業界(相対的割安安定)
・電子機器部品
・半導体(半導体の中でも周辺産業)
・保険サービス(インシュアテック)
・物流、倉庫関連サービス
・ヘルスケア(ニッチトップ)

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3921 ネオジャパン
3943 大石産業
4238 ミライアル
4743 アイティフォー
6566 要興業
6919 ケル
6928 エノモト
9312 ケイヒン
9381 エーアイティー
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最後に個別株投資の基礎を学ぶことは、将来の資産形成や財務の知識を高めるために非常に重要です。以下では、お金をかけずに効率的に学ぶことができる3つの簡単な方法をご紹介いたします。

方法①:無料の勉強会・セミナーに参加して体系的に基本を学ぶ

独学で学ぶ際に、無料セミナーに参加することは手軽でおすすめです。

セミナーでは、必要なポイントに絞って学ぶことができ、かつ、一般的な投資参加者の視点を得ることができます。


【無料開催中の勉強会・セミナーの一覧】

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方法②:SBI証券アプリのスクリーニング機能を活用する

SBI証券アプリのスクリーニング機能を活用して銘柄を見る習慣をつけることも効果的です。


SBI証券[旧イー・トレード証券]

スクリーニング機能を使うと、さまざまな指標を組み合わせて効率的に銘柄を見つけることができます。

SBI証券では3,600以上の銘柄が取り扱われていますが、スクリーニングを上手に活用することで、素晴らしい銘柄に出会うことができます。

関連記事:SBI証券のスクリーニング指標一覧、機能の使い方

関連記事:小型株・成長株、銘柄一覧まとめ【日本の有望銘柄80社をブログで紹介】

方法③:著名な投資家の本を読む

以下の関連記事で、個人的に読むべき10冊をまとめています。

関連記事:株式投資の本質を勉強するためのおすすめ書籍10冊

著名な投資家の本を読むことは、投資における知識と洞察を深めるために重要です。これらの本は、成功した投資家の経験と教訓に基づいて書かれており、貴重な情報を提供してくれます。
投資家の視点や戦略を学ぶことで、市場の動向やリスクの評価についての理解が深まります。
また、投資家の成功や失敗のエピソードを通じて、心構えやリスク管理の重要性も学ぶことができます。これらの本は投資初心者から上級者まで役立つ情報を提供し、自身の投資戦略を構築する上で不可欠な道しるべとなります。