日本アクア(1429)、事業内容、ビジネスモデル、強みと成長可能性
- 2023.05.27
- 株式投資
本ブログ記事では、日本アクア(1429)のビジネスモデルや業績など数値データを分析、事業内容に基づく強みと今後の成長可能性について考察しています。建設をテーマとした銘柄です。
日本アクア(1429)、株価関連情報
(調査日時:2023/5/25)
時価総額:318億円
PER(予):15.74倍
PBR:3.72倍
時価総額は300億円、PERは15倍と平均的な水準となっています。
売上高推移
2018:194億1716万
2019:213億6650万
2020:218億7221万
2021:239億342万
2022:256億7020万
売上高は順調に伸びています。2020年はコロナの影響からか成長率が低迷していましたが、21年、22年と成長率が二桁台に迫る勢いです。
営業利益推移
2018:7億6692万
2019:19億997万
2020:18億9637万
2021:14億1209万
2022:23億2917万
売り上げの成長とともに利益も順調に上がってきています。2021年に一時的に凹んでいるのは、売上原価が上昇したことに伴う模様です。
当期利益推移
2018:4億8937万
2019:12億7502万
2020:13億4269万
2021:9億5380万
2022:15億4915万
当期利益もしっかり積み上がっています。
ROE推移
2018:8.32%
2019:18.63%
2020:17.58%
2021:12%
2022:19.45%
ROEは19%ととても高く。この業界の競合他社と比較してもかなり高い水準といえます。商品力など、明らかに差別化ができる要素があると考えれます。
有利子負債推移
2018:27億7600万
2019:21億3680万
2020:24億
2021:31億6660万
2022:60億3320万
有利子負債は2022年に大きく上昇している点が気になりますが、短期借入金の借入が大きい模様です。
現金等推移
2018:18億9368万
2019:18億7840万
2020:16億5199万
2021:19億2692万
2022:26億7679万
現金は、2022年に増えていますが、有利子負債に対して現金が少ない点が少し気がかり。
フリーキャッシュフロー推移
2018:-3億9892万
2019:8億8744万
2020:8498万
2021:1億6514万
2022:-5億9099万
フリーキャッシュフローは安定的に積み上がっているとはいえない点は少し気にはなります。勢いのある会社だけに将来に向けた投資に力を入れているのでしょうか。
事業内容
事業内容は下記2点を展開しています。
・建築断熱用硬質ウレタンフォーム販売・施工
・住宅省エネルギー関連部材の開発・製造・販売
ビジネスモデル、今後の考察
・「人と地球に優しい住環境を創ることで社会に貢献」することを経営理念
・戸建て住宅向けに断熱材の販売がコア事業で収益の柱となっている。
・原材料の開発から施工、リサイクルまでを一貫してサービスとして提供。
・クライアントは、ハウスビルダーやゼネコン、商社など
・断熱材は、脱炭素などの環境課題と密接に関わる領域であるため、領域としては追い風
・昨今の電力価格の高騰問題からも、住宅環境での電力コスト削減には消費者からもニーズがあると予想される。
・一方で、住宅市場の影響に大きく左右されるため、景気には影響を受ける可能性が予想される。
テンバガー可能性
「C」
※「S」、「A」、「B」、「C」、「D」の5段階で勝手に評価した場合です。
※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項は個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
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関連記事:小型株・成長株、銘柄一覧まとめ【日本の有望銘柄80社をブログで紹介】
方法③:著名な投資家の本を読む
以下の関連記事で、個人的に読むべき10冊をまとめています。
著名な投資家の本を読むことは、投資における知識と洞察を深めるために重要です。これらの本は、成功した投資家の経験と教訓に基づいて書かれており、貴重な情報を提供してくれます。
投資家の視点や戦略を学ぶことで、市場の動向やリスクの評価についての理解が深まります。
また、投資家の成功や失敗のエピソードを通じて、心構えやリスク管理の重要性も学ぶことができます。これらの本は投資初心者から上級者まで役立つ情報を提供し、自身の投資戦略を構築する上で不可欠な道しるべとなります。